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2006年5月18日 (木)

ハムスターとの日々 その2

なかば呆然としたまま、小箱をのぞき込みながら自分の席に戻ると、

向かいの席の上司が私の様子をいぶかしげに見ながら

上司:「何もらってきたの?」

私:「ハムスターです・・・。」

上司:「えー、飼うの?」

私:「はぁ・・・。どこかこの辺りにペットショップありましたっけ?」

上司:「うーん、思い浮かぶのは渋谷のハンズだなぁ。」

当時8時前に退社することなど、全くまれだったのですが、

緊急事態ということで、6時過ぎに退社し、渋谷のハンズを目指す・・・

小箱をかかえ、ハンズの上階にあるペットショップへすべりこみ。

私:「あの、このハムスターを飼うのに必要なものをください。」

店主は小箱をのぞき込み・・・

店主:「あのさ、あなたこの近くに住んでるわけ?」

私:「いいえ、違いますけど。」

店:「それで、そんな小さな箱に入れて持って帰ろうってわけ?

ラッシュの電車に乗ったら、そんな小箱の中はすっごい暑くなって

ハムスターは具合が悪くなっちゃうよ!あんた、自分がそんな狭い所に

入れられて、暑い中移動させられたら・・・って考えてごらんよ!!!」

ものすごい剣幕・・・

私:「でも、あの、なんとか連れて帰るしかないし、エサとか、水とか・・・。」

店:「あんたが家に着いた頃には、もうそのハムスターは死んじゃってるよ!近頃はあんたみたいに動物のことなんて、なーんにも考えてない人が増えて困るよ!!!」

うなだれる私・・・まるで、縁日でひよこを買ってきて、叱られている子供のようでした。

しかし、

「もう、もらっちゃったからには、何がなんでも、連れて帰ってやらねば・・・」

と思っていたら、店主のおじさんは、必要なものをそろえてくれました。

そこからの電車は、帰宅ラッシュまっただ中・・・。

私は電車の中では少しでも涼しいようにとふたをあけてずっと中をのぞく。

意外なくらい、チビハムは元気な様子で、小箱の中をうろうろ・・・。

「お願いだから、もう少しがんばってね。」

最寄りの駅からタクシーで帰宅(いつもは原付)。

家に入るやいなや、着替えもせずに少し大きめの箱にチビハムを入れました。

指先にちょっと水をつけて、口元をぬらしてやったり、野菜のきれはしをあげて様子をみました。

そして、家に保管してあったケージを出し、

紙や綿をちぎってひき、水をセットし、エサも入れ、トイレの砂も入れ・・・

ケージに入れると、チビハムは元気にゴソゴソしていました。Tama3

・・・はぁ・・・・とにかく・・・無事連れて帰った・・・。

六本木から約2時間の道程・・・よくぞ耐えてくれました。



名前は「たま」と電車の中で決めました。

決めたというより、ごく自然に「たま」という名になった・・・という感じでしたが・・・。

つづく・・・。

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